1972-05-09 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
○福田国務大臣 アメリカ当局ですね、ランパート弁務官を含めまして当局は、十五日からは日米安保条約が沖繩には適用される、こういうことはよく承知しておる、そういう状態でありますから、安保条約のワクの中においてのみ米軍の活動というものはあり得るわけであります。それについてアメリカ側の誤解は一切あり得ない。そういうことから、ベトナム戦争というものは、これは沖繩ばかりじゃありません。
○福田国務大臣 アメリカ当局ですね、ランパート弁務官を含めまして当局は、十五日からは日米安保条約が沖繩には適用される、こういうことはよく承知しておる、そういう状態でありますから、安保条約のワクの中においてのみ米軍の活動というものはあり得るわけであります。それについてアメリカ側の誤解は一切あり得ない。そういうことから、ベトナム戦争というものは、これは沖繩ばかりじゃありません。
その規定は知っているのですけれども、そのランパート弁務官の恩赦の態様、程度、内容、そういうようなことが本土の恩赦に影響を及ぼしませんか、こういうようにお聞きしているのです。恩赦法とか特別措置法とか、その法律関係を問題にしているのではないのです。沖繩における恩赦の程度、方法、内容、そのことがはね返ってまいりませんか、はね返るようなことがあるとすれば、どういう点でしょうかと聞いているのです。
とのことに対して、どのような、日本政府として、ランパート弁務官に、あるいは大使館に抗議でもされたかどうか、お聞きいたしたいと思います。
それからランパート弁務官も、八月には軍紀粛正についての声明を発する、こういうようなことでありましたが、遺憾ながら今日の状態である。そこで、実はけさ私から高瀬大使に対して訓電を発し、ランパート弁務官と十分話し合うようにされたいと、こういうふうに言っておりますが、高瀬大使も全力を尽くして話し合いをする、こういうふうに思いますが、何とかして県民の感情をひとつ融和していただきたい。
ランパート弁務官は七月一日でなければあるいは復帰は可能じゃないんじゃないかというふうなことを言っておりますが、私どもといたしましては、七月一日と言わず、四月一日に復帰できるように、佐藤総理はあらゆる努力を払っていただきたいと考えています。これに対する総理の御所見を拝聴いたしたいと存じます。
したがいまして、ただいまの結語としてのランパート弁務官の七月一日復帰のそういうものも現にあったようでありますけれども、私どもはできるだけ早く復帰を実現するという、その立場に立ちまして、七月を待たず、四月一日の復帰のもとに、復帰を実現すべくただいま鋭意努力している次第でございます。
文教の立場で私は発言し、要望しておいたのですが、ランパート弁務官は、私もかつて大学の学長をしたこともあり、孫も二人ありますので、教育というものは非常に大事である、特におせじを含んで私に話しておりましたが、私がやめても必ず後継者に申し送ります、こういうことも言っておりました。
いままで移送経路を早く示してもらいたいというランパート弁務官のそうした話等もございましたけれども、一切そういうことを踏まえた上で琉球政府から、移送経路よりもむしろ安全ということに最大の関心を払った要望が今回の内容に盛られているのではないか。そういう印象を非常に強く持つわけであります。したがいまして、この安全についてはいまるる長官からも御答弁がございました。
○森元治郎君 この際でありますから、現地の最高責任者であるランパート弁務官のそういう大事な声明は、やっぱり聞く人々は、そこにおられる沖繩の人々ですから、われわれとしてはぜひ内容まで知ることが一番大事だと思うのですが、なければやむを得ません。
なかなか遷延していたことは遺憾でございますが、米国政府もようやく決定したからには、これはすみやかな安全な移送について実効があがるように、今後とも努力をいたしたいと思いますし、この点については、ランパート弁務官も、本国政府同様に、安全なすみやかな撤去ということに、あらためて態度を明らかにしたことは、まずまずよかったと思っております。
○国務大臣(愛知揆一君) これは駐日大使からは軍紀の厳正な振粛について命令を出したということをランパート弁務官から日本政府に伝えてほしいということでございまして、その内容の詳細等はつまびらかにはいたしておりません。とりあえずの報告でございます。
次に、今度の事件につきまして、あるいはランパート弁務官が毒ガスの撤去にからませるような発言をしたり、それから、ある新聞報道によりますと、七二年の返還にあるいは影響を及ぼすんじゃないかというふうな報道もちらちら見えるわけでございますが、私どもといたしましては、今度のコザの事件はコザの事件として取り扱うべき問題であって、これをほかの問題とからませてやるということは、私どもとしては非常に遺憾に考えている次第
○春日正一君 その点、先ほど長官も、アメリカのヒューマニズムというものはそういうものかということをランパート弁務官に言われたということですけれども、沖繩の県民にしても日本の国民にしても、その気持ちでは変わりはないと思うのですよ。何ということをするのだと。
それから、具体的にどういう項目についてということは、前回の当委員会で詳しく御報告を申し上げましたように、三月の三十一日に日本側としては閣議決定をいたしまして、準備作業の基本的な方針、要領、それから担当する省庁、部局等の割り振り等をきめたわけでございますが、それを受けまして、今月二十一日に協議委員会を開催いたしまして、米側からランパート弁務官にも参加してもらいまして、たとえば那覇における準備委員会の運営
しかし、今回ランパート弁務官が、B52撤去問題や原潜寄港の中止問題について諮問委員会の事項でないということを新聞記者に発表をして、諮問委員会に対して一つの予見を与える、諮問委員会の守備範囲についてカテゴリーを与えるということは、私はおかしいと思うのですよ。先ほどの総理府長官の御答弁は、それについてはもっともであるというような御答弁であります。
B52やその他のランパート弁務官が新聞記者発表しておるような問題もあとで触れたいと思いますが、これを一体、もうことしの六月には外相が訪問をするとか、十一月には総理が行くとかいうような形の中で、七〇年問題を直前にして、七二年時点には政府としても何とかしたい、目安を立てたい、あるいは返還の実現を期したいということを言われておる現在、こういうようなものが残っておる。
私はそういうことも理解に苦しむのですが、しかし、今回のように新聞記者発表でもって、これこれの議題は諮問委員会に上程すべきではないとかあるとか、たとえばB胆の撤去問題、これについては触れるべきであるとかないとか、ランパート弁務官が言っておりますね。こういうことは、私は行き過ぎじゃないかと思うのですよ。私はそういう批判をしているのです。これについて日本政府の見解を私はお聞きしておるわけです。
その基地公害に対して、本土から援助いたしまして、これを協力する道を開いたならばどうかということを考えまして、ランパート弁務官と話し合った次第であります。弁務官といたしましても、そういう問題を検討しようじゃないか、そういう申し出があったことを向こうも非常に喜びまして、今後検討いたしまして、基地公害の除去につきまして、日本側の協力を歓迎するという趣旨を述べておる。
ニクソン政権ができまして、しかも新しいランパート弁務官が一月二十八日に着任しているのですから、その一週間前くらいにやめる人間が、こういうことをぱっと置きみやげにして急遽出した。しかもそれは、百十六号布令が、はなはだ人権尊重に欠くるものがあるとして内外の批判を受けておった。その百十六号の布令以上の人権侵害の総合労働布令なるものを出した。